ワイン科学とは

ブドウは世界で生産されるフルーツのうちで最も生産量が多い果物です。そしてその大部分がワインへと加工されます。ワインは世界中で生産され、世界中で愛され、さらに美味しいワインを製造するための努力が続けられています。ワインの品質には、原料であるブドウの栽培、醸造、貯蔵・熟成、流通までの全ての段階が大きく関わることから、ブドウ栽培学(Viticulture)とワイン製造学(Enology)と呼ばれる学問が発展し、これらのワインに関係した学問の総称を「ワイン科学」と呼んでいます。ワイン産業が盛んなフランス、イタリア、アメリカ、オーストラリア等では、「ワイン科学学部」や「ワイン科学学科」も設立されており、世界中で活発な教育・研究活動が行われています。