大村智記念学術館大村記念ホールおよびオンラインの同時開催による「日本ワインセミナー」を開催しました。 セミナーでは、世界レベルとなった日本ワインを、銘醸地レベルに上げるための取り組みを一般に広く紹介しており、対面 23名、とオンライン 150名以上の方々の参加がありました。 はじめに乙黒准教授(本学ワイン科学研究センター)の「野生酵母による発酵はコントロールできるのか?~日本ワインを美味しく・安全に~」と題した講演では、発酵の基本、醗酵と腐敗の違い、美味しくて安全なワインの醸造について講義を行い、続いてシャトー・メルシャン勝沼ワイナリー長 田村氏を講師として招いた講演では、「野生酵母による醸造の実例の紹介」というテーマでワインメーカーによる醸造の実例を紹介していただきました。
田村氏の解説とともに行われたテイスティングでは、参加者は野生酵母と培養酵母を含む4種類のシャルドネワインを試飲し、違いを体感しました。 質疑応答では、オンライン参加者からの質問も含め、学生からも多くの質問があり、活発なセミナーとなりました。
|