◆2021年のでき事◆

 3月 1日 研究費 その3

斉藤助教が申請していた令和4年度科学研究費補助金の新規課題が採択されました。申請書類のチェックやアドバイスをしてくださいました事務の方や先生方、そして主人に感謝申し上げます。

 2月 24日 引っ越し作業

ワイン科学研究センターの増設棟ができあがりいよいよ引っ越しです。学生達は卒論、修論、就職活動等で大忙し。准教授の先生と博士の学生と助教とで少しずつ移動を開始しているものの、まだまだカオス状態です。あと数日で日通さんがきてしまう!本当に引っ越しできるのか!?  

 新研究室には、着々とメーカーさんによる実験台の搬入と設営が行われています。同時に、じゃまにならないスペースに荷物を運び込み中

引っ越し前日。本日は学生総出で移動作業と掃除をしました。荷物がでるでる・・・。引き払い後は、果実遺伝工学研究室のスペースになるので、きちんと掃除もしました。お昼は准教授推薦のお弁当屋さんのお弁当です。からあげ弁当は蓋が締まりません。

いよいよ日通さんによる引っ越し作業日になりました。当たり前ですが、非常に手際よく養生作業をやられてどんどん移動作業が行われていきます。200kg, 300kgとある分析機器達も、どうやって移動させるんだ?と思っていましたが、専用機器と立派な体でどんどん移動させていく・・・すごい!。建物内で移動できないものは、クレーンが出動。非常口からの搬入作業も行われていました。そして新研究室はまさにカオス状態。ある程度、片付いてからのご報告にします。今からは、移動した分析機器達の移動後の整備と調整がメーカーの方々によって行われます。

  

 2月 10日 卒論発表会

修士2年は修論発表会を終え、4年生も卒論発表会を終えました。何度もスライドを修正したり、ストーリーを変えたり、うんざり!した学生もいるかもしれませんが、その努力はきっと就職後にも役立つことでしょう。とりあえず今日はお疲れ様でした。  


 2月 3日 追い込まれ中

修士2年は修論発表会、4年生は卒論発表会に向けて追い込み中です。こんな時に風邪をひかないように ということで空気清浄機を導入してみました。  


 1月 30 日 「ワイン醸造技術」著書が出版されました

奥田先生、久本先生が執筆に関わっている著書「ワイン醸造技術」公益財団法人 日本醸造協会が出版されました。助教もちょっぴり関わらせていただきました。大変勉強になりました。  


 12月 3日 日本ブドウ・ワイン学会2021大会で研究発表をしました

「樽材由来多糖類の抽出とその組成」○貝沼元気・渡辺(斉藤)史恵・久本雅嗣・奥田 徹(山梨大学ワイン科学研究センター)

「酸化的高分子化に対するジグルコシド系アントシアニンの抵抗性」○芹澤 樹・前田匡平・渡辺(斎藤)史恵・久本雅嗣・奥田 徹(山梨大学ワイン科学研究センター)

「ワイン由来フェノール性化合物による産膜形成抑制効果」○石川沙也 1・渡辺(斉藤)史恵 1・松下 創 1・中川洋史 2・岸本宗和 1・久本雅嗣 1・奥田 徹 1(1山梨大学ワイン科学研究センター・2山梨大学大学院総合研究部)

「マスカット・ベーリーA ワイン由来産膜抑制成分の探索」○渡辺(斉藤)史恵 1・松下 創 1・石川沙也 1・中川洋史 2・岸本宗和 1・久本雅嗣 1・奥田 徹 1(1 山梨大学ワイン科学研究センター・2 山梨大学大学院総合研究部)

「土壌中のクロロエテン類の脱塩素化におけるワイン搾りかすの効果」○大橋貴志 1・杉本憲治 1・佐々木由勝 1・久本雅嗣 2(1(株)NIPPO・2山梨大学ワイン科学研究センター)


 11月  機能成分学実験(3年生専門実験)が始まりました

機能成分学研究部門が担当する3年生学生実験です。機能成分では成分の抽出操作や成分の定量、機器分析の習得を中心とした実験内容になります。この日は、原子吸光光度計を用いたカルシウム定量を行いました。同様にキレート滴定によるカルシウム定量も行い、分析方法による定量値の違いや精度について学びました。  


 9月 13日 マスカット・ベーリーAの共通ワイン仕込みが始まりました

今年の当研究室の担当赤ワインはマスカット・ベーリーAです。  


 9月 6日 シャルドネの共通ワイン仕込みが始まりました

今年の当研究室の担当白ワインはシャルドネです。  


 9月 2日 研究費 その2

学内プロジェクトですが、山梨大学男女共同産学推進室主催のダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業「地域貢献型研究支援」への応募が通過し、研究費をいただけることになりました。テーマはワインにおける産膜汚染を抑制する成分を探索することであります。大切に使わせていただきます。

 9月 1日 研究費 その1

博士課程1年の貝沼元気さんが山梨大学融合研究実践ドクターフェローシップの採択を受けました。ワイン醸造で使用される樽およびオークチップに関する研究です。良い成果が期待されます。

 8月 30日 微生物試験

うちの研究室は主にブドウやワイン成分の機能を調べる研究を主にしています。助教は、2年前からワインの微生物汚染を防ぐのに役立つ成分を探す研究課題をはじめ、それに伴い評価系として微生物試験も始めました。研究室に微生物試験を行う設備がないので、徒歩8分くらいの別の建物にある施設でやらせていただいています。なので、研究室にうっかり使う道具を忘れると、とりに戻らねばなりません。大した距離ではないのですが、こう暑いとつらいです。なので、持ち物メモを作っているのですがなぜか今日も1つ忘れ物をし、そらを見上げてしまいました。  


 8月 25日 研究室レクリエーション

コロナ禍で昨年から全く研究室イベントを開催していません。ワイン会(勉強会)やワイナリー視察を活発に行ってきた研究室としては、勉強や仲間との活動機会が極端に減ってしまい残念です。もちろん、感染を防ぐためには致し方ありません。しかし今回は、対策をしながら何かできないか考え、コーヒーワークショップを開催しました。普段はワインを研究している我々ですが、今回はコーヒーについて学ばせていただきました。講師は、バリスタの與那覇至さんにお願いし、コーヒー豆の基礎知識からコーヒーの淹れ方まで教えていただきました。奥田先生のコーヒーを淹れる姿も拝見することができました。今回は3種類のコーヒー豆を用意していただき、その違いについても感じることができましたよ。当初予定では、テイスティングや食べ物とのペアリングを考えていたのですが、感染予防のため実施するのを中止しました。でも、コロナ禍明けに続編として実施できることを期待しています。  


 8月 24日 一生懸命生きています

研究室とは関係ありませんが、数年前から我が家の玄関先にスミレが群生するようになりました。年々繁殖域を拡大しているのですが、それにともないスミレを食べるツマグロヒョウモンの幼虫も大繁殖するようになりました。最初は、危険な毛虫!だと思っていましたが、きれいな蝶になることを知っていまでは手にのせられます。さて、今年も幼虫たちがやってきたのですが何か少しだけ様子が…。例年だと、早朝に(おそらく裏の草むらから)やってきて夕方には姿を消していたのですが、今年は夕方になってもずっといるのと、死んでしまっている子も多いことです。日中の暑さで動けなくなってしまったのでしょうか?ふと玄関のたたきの隅に蛹になっている子を娘とみつけ、掃除で掃いてしまわないように印を見つけました。そして、あくる日の朝、蛹の殻が破れているのをみつけました。無事に羽化し飛び立てたようです。  


 8月 4日 高校生向け公開講座

久本先生が高校生向けに公開講座を実施しました。果実のおいしさの指標となる酸味と甘みの測定について講義されました。このような分析の場合は、いかに試料を正確に測り取るかが重要になってきます。みんな真剣にピペットの使い方を練習しました。  


 7月 28日 先輩後輩

研究室にて。4年生は論文を読んでもわからないことがたくさんあります。そんな時に頼れる先輩がいるってとてもいいですね。  


 7月 13日 ブドウの傘かけ

小曲圃場でマスカット・ベーリーAの傘かけ作業をしました。とても暑い日でしたが、みんなの協力のもと、比較的早く作業を終えることができました。収穫まで無事に生長しますように。  


 4月 1日 研究室始め

本日は研究室始めです。今年度は学生18名でスタートです。研究室オリエンテーションは短時間ですが対面で実施しました。他大学からきたメンバーもいるので、ワイン研の説明から始まり、お約束事やゼミの進め方、あとは自己紹介などをしました。  



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